Microsoft Office Excelを起動すると、この画面が登場します。
この画面はスタート画面と呼ばれています。
起動時は「空白のブック」にカーソルがあたっているので、このままEnterキーを押しましょう。
Enterキーを押すと、新しいワークシート画面になりました。
画面内には、たくさんのパーツがあります。
Lesson001では、こちらの3点をご紹介します。
- タイトルバー
- タブ
- リボン
それでは1つずつご紹介しましょう。
ここに表示されているパーツを、タイトルバー と呼びます。
Excelを新しく開くと「Book1」と表示されています。
このBook(ブック)というのは、エクセルファイルの呼び名です。
Book1とは、現在仮の名前として表示されており、実際はまだ何も名前が決まっていません。
この状態で「上書き保存」をすると、必ず「名前をつけて保存」の動作となります。
何かデータを入力してブックを保存すると(例えば、「請求書」とブックに名前をつけて保存した場合)、ここには「請求書」と表示されるようになります。
このタイトルバーは、Excelファイルの名前が記載されている場所、と覚えておきましょう。
続いて、以下のキャプチャをご覧ください。
「ホーム」と赤枠で囲っているところが タブというパーツです。
その下、横長に囲った領域が、リボンという名称のパーツです。
Excelを開いた直後、タブの位置は「ホーム」タブに設定されています。
これを「挿入」タブに切り替えると……このように、リボンが「挿入」タブの図柄に変わります。
絵具のパレットのように、タブ名にちなんだ機能ボタンが集まっていることがわかりますね。
続いて「ページレイアウト」タブです。
一番左側の「ファイル」とタブ記載しているタブは、いま無視してください。
さて、「ファイル」タブは除くのですが、どうして「ホーム」「挿入」「ページレイアウト」タブという順番で並んでいるのでしょう?
それは、このような理由があるからです。
- 「ホーム」タブでデータを入力していき、
- 「挿入」タブでグラフや図、ヘッダーやフッターなどを入れて装飾をし、
- 「ページレイアウト」タブで、出力をする。
このように作業の流れに応じて、タブは配置されています。
ただ、画面タッチのできるマシンのExcelには、「タッチ」タブが「ホーム」タブと「挿入」タブの間に入っていたりするので、この説明は古くなってしまったかもしれません。
「ページレイアウト」タブに続くタブは、アプリケーション固有のタブということで、計算をするための「数式」タブと、分析をするための「データ」タブが並んでいます。
その後ろは、「校閲」タブに「表示」タブと、確認作業や表示画面の調整に属するタブが並んでいる、といった構造です。
キャプチャには「表示」タブに続くものがありますが、講師がオプションで使っているタブなので、気にしないでください。
タブ・タブ・タブ、と繰り返しご説明いたしましたが、はじめてExcelを使うときは、このタブをいろいろ切り替えてみて、じっくりとご確認ください。
新しいアプリケーションソフトを習うときは、必ず操作画面を目に焼き付けるという作業が重要になります。
Leeson01では、タイトルバー、リボン、タブ、この3点を確実に頭の中に入れておきましょう。

機能が何もわからなくても、リボンの絵柄を見渡して記憶するのが最初のステップです!
記事更新日:2020年4月26日