セルは、これ以上分割することができません。
分割することはできませんが、結合することは可能です。
ここでは、セルの結合と解除方法について説明します。
まず、結合したいセルを範囲選択します。
「ホーム」タブ>「配置」グループから、セルの結合ボタンを探して押すのですが、リボンの中に出ているボタンは、セルを結合して中央揃えまでしてくれます。
中央に揃えることが多いので、セルを結合するだけの機能より優先度が高いのですね。
結合すると、必ず中央に寄ってしまうのか?
そうではなく、このボタンの右側にある「▼」ボタンを押してあげると各種の結合を選べます。
1番目の「セルを結合して中央揃え」は前述のとおり。
2番目の「横方向に結合」というのは、範囲選択した行だけの結合になります。気になる方は、試してみてください。
3番目に「セルの結合」があります。中央揃えにしたくない場合は、こちらを選んでください。
4番目、ここに結合をしたセルの解除ボタン「セル結合の解除」があります。
結合したセルを分割したいときは、分割したい結合セルをアクティブにしてから、このボタンを押してください。
最後に、結合したセル番地は、一体何になるのか?
以下、ご確認ください。
範囲選択の表記として正しいのは「B2:G8」のセルです。
セル番地の間で表現している「:」は「コロン」と呼びます。
意味としては「~(から)」という意味で、「B2:F7」は「B2からF7まで選択していますよ」という意味となります。
結合した場合、セル番地名は左上になります。
なので、この場合セル「B2」が名前となっています。名前ボックスに表記されるのも「B2」となりますね。
以上、結合と解除のお話でした。

すこしむつかしいお話になりますが、セル結合は日々計算を必要とする集計用のワークシートには使っちゃダメです。見積書や請求書のように1回完結のワークシートに使ってくださいね。
記事更新日:2020年4月30日