Lesson040に突入です!
マラソンでいうと、15キロ地点といったところでしょうか? 折り返し地点目前ですが、メンタル的に少しきつくなってくるところです。
ペース配分を乱さずに読んでいってくださいね!
表示タブの最後、エクセルデータを共有しながら使っていたりすると、自分の画面、というものを登録したいシーンもあります。
例えば、データ入力作業をすることになったら、表示倍率は「75%」、さらには「C列」で縦に画面を分割して作業をしたい、といった要望があったとします。
それ以外の作業は、通常の画面で作業をしたいので、そのときになって設定をしていくのは面倒です。
Excelでは、表示画面を保存して、必要なときに呼び出せる機能があります。
それが「ユーザー設定のビュー」という機能です。
それでは操作していきましょう。
あとで戻さないといけないので、変更前の状態、まず、現状のビューを登録しておく必要があります。
以下のサンプルデータは、行列の非表示など、何もしていない状態です。
「ユーザー設定のビュー」より、「追加」をクリックします。
ここに「デフォルトビュー」と名前をつけましょう。
ダイアログボックスを閉じて、今度は「柊さん」が使っている表示を設定します。
- 表示倍率80%
- フィルターを設定していて
- G・H・I列を非表示にしています。
設定後、「ユーザー設定のビュー」を再度クリックし、同じように「追加」をしてみます。
ビューの名前は、「柊入力用」という名前をつけてみました。
入力後、OKをクリックしましょう。
何事もなかったかのように画面は戻りますが、このまま思う存分作業してください。
別の人がこのあと使うため、最初の状態に戻しましょう。
「デフォルトビュー」を選んで、「表示」をクリックすると。
元の状態に戻すことができます!
もちろん、「拡大表示」を再度選択すれば、自分が作業をしていた画面(先頭行を固定して表示サイズを150%)に戻ることができます。
とっても便利なツールですので、ぜひ覚えておきましょう!

共有ファイルには重宝するユーザー設定のビューです。この例だと、柊さん用のビューを作ったわけですが、柊さんが3つも4つもビューを作ってしまうと、ビューのお花畑になってしまいます。必要がなくなったら削除する。インスタント的に使いましょう!
記事更新日:2020年5月2日