これで5つ目の関数となります。
ここで紹介するのはCOUNT(かうんと)関数と呼ばれているものです。
どういう関数かというと、数値データの個数を数えてくれる関数です。
MIN関数で使用したデータシートを再利用してみましょう。
この赤い四角の中で、データがあるのはいくつか?
この関数も、「その他の関数」→「統計」の中にあります。
COUNT関数のはじまりは「C」なので、意外と早く見つかると思います。
SUM・AVERAGE・MAX・MINと同様のダイアログボックスが出てきました。
自動取得された範囲が異なりますので、再取得してください。
最後にOKをクリックします。
セル「A1」から「A5」までの間で、数値データはいくつありますか? という関数の問いかけに対して、「5」という結果が算出されました。
簡単ですが、注意点がひとつ。
この5個あるデータのうち、ひとつを文字列データに変更してみます。
COUNT関数が入力されているセルは「4」と再計算されました。
数を数えてくる関数なのですが、文字列データは数えてくれないということです。
実はSUM・AVERAGE・MAX・MINも選択した中で、文字列データがあった場合は無視されます。
なので、数えてくれないのは当然といえば当然なのですけど、数を数える関数というと、文字列まで数えてしまいそうな気がしてしまいますからね。
ここは注意してください。

実務ではCOUNT関数ってあまり使わない印象です。あとのLessonで行うCOUNTA関数のほうをよく使いますね!
記事更新日:2020年5月4日