COUNT関数を覚えたら、こっちも覚えておかないと不便ですのでご紹介します。
COUNT関数は、数値データのみを数えてくれる関数でした。
では、文字列データを数える関数はないのか? もちろんあります。
それは、COUNTA(かうんとえー)関数です。
Aとは、ALLのAと思ってください。
ですから、この関数は文字データを数えるだけではなく、数値データも数えます。
ということから、セルに文字が含まれていれば数える関数となります。
以下の例で確認しましょう。
結果を求めるセル「D3」をアクティブにします。
商品項目数を、「COUNTA」関数で出します。
「数式」タブ→「その他の関数」→「統計」→「COUNTA」と選んでいきます。
COUNT関数のすぐ下にあることがわかりますね。
クリックすると、ダイアログボックスが登場します。
選択方法は同じになります。
ただ、タイトルである「商品名」と入力されたセル「B2」を含めないように気を付けてください。
これで、ダイアログボックス内のOKをクリックします。
きちんと「4」という数字が数えられました。
もし、間違えてCOUNT関数を利用した場合、結果は以下のとおりになります。
数値データしか数えることができないため、ゼロとなってしまいました。
COUNT関数からCOUNTA関数への修正方法は簡単です。
数式バーで、COUNTのTの後ろをクリックして、カーソルがくるようにします。
直接入力で「a」と入れてください。
不完全な式のように思えますが、Enterキーを押して確定し、数式バーを見てみます。
このようにCOUNTA関数となって確定されました。
関数名に続く()内は共通しているので、この数式バーを書き換えることで、自由に切り替えることが可能です。
COUNT関数とCOUNTA関数の違いは、しっかりと覚えてくださいね。

COUNTA関数は、たとえそのセルにスペースが入っていても1として数えます。なんでも1としてカウントしてしまう関数、と覚えてくださいね。
記事更新日:2020年5月5日