続いて、設定したのはいいけど、編集と削除はどうしたらいいか?
数式タブの「名前の定義」のツールは、こちらに集約されています。
前回、「一月」という名前を定義していきました。
それを編集するときは、上記赤い四角の中の「名前の管理」ボタンを押します。
このようなダイアログボックスが登場します。
一月という名前があり、参照範囲は =Sheet1!$C$3:$G$3 となっています。
余計な記号を取っ払うとわかりやすくなります。
= Sheet1 C3 : G3
= Sheet1 にある「C3」から「G3」までの範囲
となります。
では、編集方法をご説明します。
ダイアログボックスの編集ボタンを押してください。
範囲を間違えた場合や、名前を変更したい場合は、こちらから編集します。
名前は書き換えれば、名前が変更されます。
また、参照範囲を変更する場合、ここのボックスを全部削除して、範囲を取り直してください。
削除方法は簡単。
削除したい名前の定義を選択し、削除ボタンを押せば名前の定義は削除されます。
第一四半期の名前を削除したい場合は、選択して削除ボタンで消えます。
以上となります。
これだけ把握していれば、名前ボックスの機能については問題ありません。

あくまで数式を簡素化できるときのみ使ってください。範囲が変わっているけど、名前を定義した範囲はそのままで計算ミスを引き起こしていた! ってことのないようにね。
記事更新日:2020年5月7日