ここでグラフに入ります。
グラフと聞くと、難しそうだなぁ~、また設定が多そうだなぁ~と、思うのですが、作成するだけなら簡単な操作で可能です。
この100Excelは初心者向けなので、あまり詳しくは触れませんが、棒グラフを作ろう! と思ったら、簡単にここでご紹介する操作をさっとできるようになることを目標にしてくださいね。
それではサンプルデータを用いて、グラフを作成していきましょう。
このデータを棒グラフにしてみます。
まず、範囲選択。
グラフを作成するとき、必ず横軸と縦軸のデータが必要となるため、選択する項目は、同じ範囲の2つのデータ列が必要となるわけです。
中学校のときにやった一次関数のグラフ、X軸とY軸を思い浮かべてみて、X軸側に並ぶデータを先に取得しましょう。
上記表の場合、氏名がX軸(項目)側、売上実績がY軸(数値)側となります。
離れた範囲を選択するので、「Ctrl」キーを使って範囲選択をします。
横着をせず、氏名→売上実績の順番に範囲選択をしていきましょう。
選択後、「挿入」タブ→グラフグループの「縦棒」を選んでいきます。
棒グラフの種類は、一番オーソドックスな2-D縦棒にしましょう。
マウスを置くだけ(リアルタイムプレビュー)で、結果を確認できますね。
このようにグラフがぱっと表示されます。
紫色に囲まれた部分が横軸となり、青色に囲まれた部分が縦軸となっています。
グラフ目盛の最大値は「40000」となっていますが、これはExcelが自動的に判別したものです。
自分でグラフ目盛の最大値を調整することも可能です。
また、グラフの目盛間隔も調整することが可能ですが、これはまたあとの記事で説明します。
- 範囲選択
- 表示したいグラフの種類を選択
- クリックして確認
単純な棒グラフであれば、この3ステップで終わってしまうのですね。
ただ、初級者の人の難関は「1」だと思います。
どこを選択すればいいのだろう? というところで躓きがちです。
まずはここまで、グラフを表示するまでの基本ステップを覚えましょう。

実は棒グラフのショートカットキーがあって、範囲選択が終わったら「F11」を押すと全画面で出力されます。グラフだけで出力することはないから、あまり使わないショートカットキーなんだけどね…
記事更新日:2020年5月11日