円グラフの場合は、どのようなデータに用いるでしょうか?
先ほどのデータでは、各個人の実績を見たいので、棒グラフが最適でした。
答えから入ってしまうと、円グラフは「100%」の内訳を知りたいデータが適しています。
それでは、以下のデータを参考に見ていきましょう。
渋谷店は、全店舗売上「4,100」のうち「29.3%」を占めている、という表ですね。
各店舗の売上構成はどのようになっているのか? それを視覚的に見たいとき、円グラフは効果を発揮します。
まず、店舗の見出しから終わりまで、「B2:B5」を選択、その後Ctrlキーを押しながら、セル「D2:D5」までを選択します。
棒グラフも円グラフもそうなのですが、合計は含めない、というところがポイントかもしれません。
合計を入れてしまうと、まったくおかしなグラフになってしまいますからね。
2-D円のシンプルな円グラフをクリックすると……
色別、店舗別にデータが表示されています。
ただ、あまりにもシンプルです。
グラフ設定(各パーツの編集)については、あとでまとめて紹介しますが、ここで一度円グラフの中にデータラベルを入れたいと思います。
グラフがアクティブになっている状態(グラフ枠内のどこかクリックしている状態)で、プラスボタンなどが登場します。
データラベルをチェックオンにすると、グラフの上にラベルが表示されました。
また、ラベルの配置も調整ができます。
以上が、基本的な円グラフの操作です。
100%の内訳を見たいグラフは円グラフ、そんなように覚えてください。

円グラフは3つまでの項目が目安かな~。4つ以上になると、割合と言ってもわけがわからなくなっちゃうからね。
記事更新日:2020年5月11日