ここで一度、印刷関係の操作に戻り、改ページプレビューについてご説明します。
どんな機能かをご説明する前に、復習を兼ねて、3つの表示画面を確認しておきます。
以下が通常の画面。「表示」タブに切り替えてあげると、名前が確認できます。
普段作業する画面を「標準ビュー」と呼んでいます。
そしてLesson025で触れた「ページレイアウト」ボタン。
ここを押すとヘッダーフッターを操作する画面、「ページレイアウトビュー」となりました。
もうひとつビューがあるのです。それが「改ページビュー」。それが以下の画面です。
空白のブックでは、このように灰色の画面になります。
それはなぜかというと、まだ何もデータをシートに入力していないためです。
灰色の部分というものは、印刷してもなにも印刷されない領域を意味しています。
では、データの入ったシートに印刷範囲を設定して、この改ページビューを見てみましょう。
このようになります。
薄い文字で1ページと記載されているところが、印刷時に1ページ以内で印刷されるようになっています。
もし、この青いライン外にデータがある場合、青い点線が表示されます。
また、改ページプレビューはステータスバーにもあります。
ステータスバーは「標準ビュー」「ページレイアウトビュー」「改ページビュー」の並び順となっており、リボンと異なりますのでご注意ください。
こちらの場所もあわせて覚えておきましょう。

どうしていつまでたってもリボンとステータスバーの並び順と違うんだろうね?
記事更新日:2020年5月21日