文字列操作関数を使わなくても、フラッシュフィルというオートフィルの機能で、セルから文字を抜けることがあります。

例えばこんな表。区だけを抽出したいというケースを想定してください。

フラッシュフィルがないときは、このようにMID(みっど)関数を使っていました。

数式を読み解きましょう。

=MID(セルB3の文字列の、4文字目から抜くよ、FIND(区という文字列はどこにある?、セルB3の、左の1文字目から数えて)- 3文字分抜くよ)

ちょっとわかりづらいな……。

MID関数は(セル番地、左からの文字数、何文字抜く?)です。

FIND(ふぁいんど)関数は(対象文字列、セル番地、1文字目から数えて)=対象文字列は1文字目から数えて何文字目にあるか?

それでもわかりづらいな……。

ということで、文字列操作関数はネストという、関数に関数を入れて作業を行うので、とってもエキスパートな人じゃないと無理な関数だったのですね。

それがExcel2013より搭載されたフラッシュフィルという操作で、とても容易になりました。

まず、目黒区とだけ入力します。

普通にオートフィルをします。

で、その後、オートフィルオプション内の「フラッシュフィル」を選択します。

なんということでしょう! フラッシュフィルとはアクティブセルにあるデータから規則性を見切って、隣のセルからデータをコピーしてくれるというもの。

ただまあ、上記はサンプル住所でシンプルなので、簡単にできたわけです。このように、マンション名などが入るとルールは失われます。

また、あまりにもルールが読み取れないと、このような警告を出します。

ですので、このようにいくつかサンプルを出した状態で再度フラッシュフィルを行う(※ 世田谷区のセルからオートフィルを行っています)と……

きちんと出てきます。

フラッシュフィルに関しては、できればラッキー! と思っておいたほうがいい操作ですね。

Excelの場合、結果があっていればOKなのです。なので、規則的に抜けなかったとしても、抜けていない箇所を修正すればOK。その操作が早ければ、それでいいのです。

高速技でもありますので、フラッシュフィル、ぜひ覚えておいてくださいね!