前の説明では、単なるデータの移動でした。「10000」という数値データだけの移動でしたので、非常にシンプルな操作です。ここでの説明は、貼り付けに着目します。

実はいろいろな貼り付け方法があります。以下のキャプチャ画像をご覧ください。

こんな表があったとします。この表を、すぐ隣にコピーしてみましょう。表を範囲選択にしてから、このコピーボタンを押します。

切り取り同様、選択範囲がチラチラしますので、コピー先のセルをクリックします。

コピー先「E2」にアクティブセルを置いて……。

貼り付けボタンを押してみます。

セル「E2」を左角基準として貼り付けが行われました。

列の幅までは継承されません。この貼り付け時も、文字データ数値データによって表示ルールが異なりました。

商品名である文字データは、警告を出すほどではないので、F列のセルの後ろに隠れてしまっています。

金額項目である数値データはセル内に収まっているので、現在は問題なく変化しません。もし金額が大きくてセル幅を越えるような場合、エクセルは自動的にエラー表示「####」を表示させます。

これが通常の貼り付けです。

さて、貼り付けボタンは2つに分かれていると説明しました。貼り付け作業を行う際、こちらのボタンを押したらどうなるでしょうか?

たくさん絵が出てきました。すべて紹介しきれないため、代表的なものを取り上げます。

まず、値(あたい)のみ貼り付ける場合。上から3番目、一番左側の「123」とボードに記載されたクリップボードボタンを押してみます。

すると、こんな貼り付けが行われます。

コピー元の表には、セルに色がついています。罫線も引かれて、いかにも表データです。

だけど、これらの装飾(書式といいます)が邪魔になるときがあります。入力してあるデータだけを貼り付けたい場合、この「値のみ貼り付け」という操作が役に立ちます。

これはお仕事でよく使うタイプの貼り付け方法なので、いまのうちに覚えておきましょう。

また、同じ表幅で貼り付けたい場合はこちらのクリップボードをクリックします。

すると、きちんとサイズに応じてセル幅も自動的に広がって貼り付けることが可能です。

いろいろな貼り付け方法があるので、試してみてください。

記事更新日:2016年12月20日

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