引き続き、挿入した画質を調整していきます。今度はクラゲではなく、管理人がシンガポールで撮影した写真を一枚使用しましょう。
ワークシートに画像を挿入したところからスタートします。
画質を調整するボタンは、この3つです。
この3つ。「修正」と「色」と「アート効果」。最初に「修正」ボタンを見ていきましょう。「修正」ボタンを押すと、以下のような設定項目が出てきます。
シャープネスとは、画質の輪郭をくっきりさせる、という意味です。現在、中央にオレンジ色の選択項目が設定されています。ここが初期値なんですね。
これより左側2つの項目が「ソフトネス」という設定になっています。輪郭をぼやかす、という設定です。
中央より右側2つがシャープネス、輪郭をはっきりさせる機能で、度合いが強くなっていきます。シャープネスって書いておきながら、その反対の機能であるソフトネスも含まれているので、注意してください。
その下、明るさとコントラスト。これは画質の通りです。コントラストがわかりづらいかと思うのですが、一番明るい場所と一番暗い場所の差ですね。コントラストが高いとバキバキで、コントラストが低いともやーっとした感じになります。
マウスオーバーすれば、リアルタイムプレビューという機能で、クリックする前に画質調整が確認できますので、試してみてください。
次に、色ボタンです。
初期値は、オレンジの箇所になっています。
色の彩度は、その名の通り鮮やかさを決めるものです。左に行けばモノクロになり、右に行けば色の度合いが強くなります。
色のトーンは、色のもつ暖かさを表現するものです。左側に行けば冷たい印象になり、右側に行けば暖かくなります。
色の変更は、ご覧のとおりです。グレースケールや、セピアカラーを表現したいときは、こちらを使用します。
キャプチャでは切れてしまっていますが、まだまだたくさんの設定があります。リアルタイムプレビューの機能が働いているので、マウスカーソルで合わせながら確認してみてください。
最後はアート効果。こちらもマウスを乗せてみて、リアルタイムプレビューの機能を利用して確認してみてください。Photoshopほどではないのですが、簡易的な画像効果ですね。
続いて、画像圧縮について。
ここをクリックすると、一眼レフのような重たい画像でも、用途に応じて画像を圧縮することができます。粗い画像にはなりますが、ファイルサイズが著しく大きな場合は活用してください。
最後に、もし画像を設定しすぎてわからなくなったら、リセットボタンがあります。それだけご紹介しておきます。
図のリセットは、修正や色、アート効果の設定もろもろを最初の状態に戻します。
また、サイズを変更した場合は、「図とサイズのリセット」という項目をクリックすると、画像を挿入したときの状態に戻ります。
画像の「調整」グループに関しては以上となります。
記事更新日:2016年12月20日