LEVEL 3 見せる・出力する 初級
Lesson 021

ヘッダーとフッターについて

練習用Excelファイル lesson021-practice.xlsx

練習用ファイルは、パソコンからダウンロードしてください。

ヘッダーとフッターについて

Excelで作った表を 印刷したときPDFで配布したとき、ページの上下に「ファイル名」「ページ番号」「日付」などが表示されているのを見たことはありませんか?

あれは、ヘッダーとフッター と呼ばれる、印刷物専用の領域に設定された情報です。

Excelの資料を紙やPDFで渡すとき、ヘッダー・フッターを使いこなせるかどうかで、資料の「印象」が大きく変わります。


ヘッダーとフッターの位置

  • ヘッダー :ページの 上部 に表示される領域
  • フッター :ページの 下部 に表示される領域

それぞれ 左・中央・右 の3つのエリアに分かれていて、合計6か所に情報を配置できます。

ヘッダーとフッターの6つのエリア
ヘッダーとフッターの6つのエリア


設定する方法

ヘッダー・フッターの設定にはいくつかの方法がありますが、最もわかりやすいのは「ページレイアウト」表示 を使う方法です。

ステップ1:ページレイアウト表示に切り替える

[表示] タブ > [ページレイアウト] をクリックします。

表示タブのページレイアウトボタン
表示タブのページレイアウトボタン

画面の見た目が変わり、ページの境界線が見えるようになります。各ページの上下に「ヘッダーの追加」「フッターの追加」と書かれたエリアが現れます。

ページレイアウト表示の画面
ページレイアウト表示の画面

ステップ2:エリアをクリックして入力

ヘッダーの追加」と書かれたエリアをクリックすると、文字が入力できるようになります。

ヘッダーは左・中央・右の3か所に入力できます。フッターも同じです。

たとえば、ヘッダーの中央に「営業部 売上一覧表」と手入力をしてみました。

ヘッダー中央に文字を入力した状態
ヘッダー中央に文字を入力した状態

ステップ3:通常表示に戻す

[表示] タブ > [標準] をクリックして、いつもの表示に戻ります。


ヘッダー・フッターを設定するもう1つの方法

[挿入] タブ > [テキスト] グループ > [ヘッダーとフッター] ボタンをクリックしても、同じページレイアウト画面に到達できます。

ヘッダーにカーソルが入った状態で移動するので、そのまま入力をはじめられます。

挿入タブのヘッダーとフッターボタン
挿入タブのヘッダーとフッターボタン


自動で入る情報を活用する

ヘッダー・フッターには、自動で更新される情報 を入れられます。

ページレイアウト表示でヘッダー領域を選択すると、リボンに [ヘッダー/フッター] タブ が現れます。そこに、以下のようなボタンが並んでいます。

ヘッダー/フッタータブのボタン群
ヘッダー/フッタータブのボタン群

  • ヘッダー :組み込みのヘッダーです。レッスン22でご紹介します。
  • フッター :こちらもレッスン22で触れます。

[ヘッダーとフッター] グループの右側をご紹介します。

  • ページ番号 :「1」「2」「3」と自動で番号が振られる
  • ページ数 :「全3ページ」のように、合計ページ数
  • 現在の日付 :印刷した日の日付
  • 現在の時刻 :印刷した時刻
  • ファイルのパス :ファイルの保存場所
  • ファイル名 :ファイル名だけ
  • シート名 :シート名
  • 画像 :会社ロゴなどを挿入

これらを組み合わせて、たとえば、

  • ヘッダー左:企画名や書類名
  • ヘッダー右:発行した日の日付
  • フッター中央:ページ番号 / 総ページ数

このように設定すると、印刷物に補助的な情報をきれいに添えられます。


ページ番号の書き方の工夫

ページ番号は、表示の仕方を工夫すると見栄えが上がります。

フッター中央に直接入力するなら、

  • &[ページ番号] → 「1」「2」「3」
  • &[ページ番号] / &[総ページ数] → 「1 / 3」「2 / 3」「3 / 3」
  • Page &[ページ番号] → 「Page 1」「Page 2」

このように、自動で入る情報の前後に文字を足すこともできます。

以下の画面では &[ページ番号] / &[総ページ数] を入力した例を示しています。

設定例:ヘッダーとフッターに情報を配置した状態
設定例:ヘッダーとフッターに情報を配置した状態

ヘッダー/フッター領域外をクリックすると、設定した内容が表示されます。

ページ番号の表示パターン例
ページ番号の表示パターン例

その際、[ヘッダー/フッター] タブ は非表示になります。再度表示させるには、ヘッダーまたはフッターの枠をクリックしてください。


まとめ

  • ヘッダーはページ上部、フッターはページ下部の領域
  • 左・中央・右の3つに分かれている
  • [表示] タブ > [ページレイアウト] から直感的に編集できる
  • ページ番号、日付、ファイル名など、自動更新される情報を入れられる

余談:[ALT] からのショートカットキー

Excel は [Ctrl] + 何か でショートカットキーが割り当てられていますが、[ALT] を使ってリボンのボタンを操作することもできます。

アクティブセルをどこかに置いた状態で、1キーずつ押してみてください。

  • ページレイアウトに移動:[ALT] → [W] → [P]
  • 標準ビューに移動:[ALT] → [W] → [L]

いかがでしょうか? なんだか、これだけでも上達した気分になりませんか?

ただ、[ALT] からのショートカットキーは、遊び感覚で覚えていただければ十分です。

これは私がスキューバダイビングをやっていて気づいたことなのですが、かっこよさを追い求めても意味がありません。

ダイビングでは、海から上がる前に水深5メートルの位置で3分間の「安全停止」があります。船から降りているロープを掴んでゆっくり呼吸を整えればいいのですが、技術が伴わないのに、ロープを使わない人もいるんですね。

「俺は中性浮力マスターだからロープなんざいらないぜ!」(中性浮力とは、海の中で一定の水深を保つ技術のことです)

スキルに見合わない背伸びをするダイバーに限って、安全停止でフィンをバタバタと動かし、無駄に酸素を消費してしまうのです。

ロープを掴めるならロープを掴めばいい。マウスがあれば、マウスを使えばいい。ショートカットキーを使いこなせる数と売上は、なんら関係ありませんからね。

ただ各レッスンでご紹介している  [Ctrl] を使ったショートカットキーはマストなので、絶対に覚えてください。


ショートカット

  • ページレイアウトに移動:[ALT] → [W] → [P]
  • 標準ビューに移動:[ALT] → [W] → [L]

※ [ALT] からのショートカットキーは、遊び感覚で覚えてください。

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